29歳男 神社で願をかけるもおばあさんは旅立ってしまいました
こんにちは。
僕は29歳の男性です。
職業として現在、自営業(フリーランス)をしております。
そんな僕は最愛の母方のおばあちゃんを、9歳(小学4年生)の時に大腸がんにより亡くしてしまいました。
あの時の精神的なショックというのは、昨日のように覚えております。
僕は一生あの精神的なショックの度合いは忘れはしないでしょう。
僕のおばあちゃんは僕が小学1年生の時から、体調不良を訴えておりました。
そして、病院に行ったりして色々と検査をしましたが、異常はないということでした。
別な病院に行った時には手遅れの状態になっており、その病院の先生は家族を呼んで「あと3カ月しか持たない」という事を告げられたのです。
ですがその後、冬虫夏草やら色々な延命治療により3年ほど生きる事ができたのです。
ところが僕が小学4年生の時には、かなり体調も悪くなり、歩くことさえもままならず、トイレに行くことができないので、鼻やら口の管を通して、生きている状態でした。
このおばあちゃんの姿は僕にとっては、とてもショックなものでして、今でも覚えております。
そこで僕は近所の神社に行って、願をかけてみました。
「どうかおばあちゃんをお助けください!まだ死ぬなんて早すぎます。
どうか!どうか!」とお願いをしました。
僕のその願い事を聞いていたのか、後ろに並んでいた若夫婦が泣いてくれました。
「坊やおばあちゃん助かるといいね!」「助かるよ!大丈夫!」等と励ましてくれました。
この時の心情としては、「神頼みになるようではもうおばあちゃんは長くないな」と思いました。
子供ながら結構、現実的な子度だったと思います。
後悔していることはおばあちゃんともう少し一緒に過ごしておけばよかったと思いますし、よく電話をくれたのでもっと話をしておけば良かったと思っております。
よかったと思う事は、自分の素直な気持ちで願をかけることができたので、願をかけたことには後悔はしておりません。
最後になりますが、アドバイスとしては、やはり「神頼み」でもしてみるものです。
そうすれば納得して、死を受け入れることができるのです。
そして、自分の気持ちを素直にぶつけて、吐いてみることによって、スッキリします。
よって我が人生に後悔はなし!と言える日が、いつの日か来るのです。