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まぁなんていうかグダグダ
今年に入って、指向を変えたというかあんまり政治・経済ネタに触れんとこと思ったんですけど・・・なんかねぇ~

口蹄疫の件で宮崎県やら隣の鹿児島県が必死の思いをして日本の畜産を守るべく頑張ってられるんですけど・・・
どうにも現政府ってところは愛想を振りまくところが違ってるというか、力の入れるべきところがわかってないというか・・・

あれですよ。このまま日本の畜産が大きなダメージを負ったら、みなさんの心配が100万倍膨れるアメリカ産の牛肉が大量に入ってくるって事ですよ。
確かに黒毛和牛のエエ肉なんてなかなか食べられるもんやないけど・・・スーパーに売ってる和牛ぐらい月に一度や二度ぐらい買うでしょ。

副大臣が例外は認めません!!キッパリ((( ̄へ ̄井) フンッみたいな感じで宮崎県知事の申し出をバッサリやったけどね・・・
例えば、テレビなんかの家電関係とか、原発もそうやな・・・こここそ官民が力を合わせて乗り超えたり勝ちとったりせんと脱出できんような事態に・・・なに言うてんねって感じます。

昨日、大阪市福島区の区議補欠選挙で橋下君率いる大阪維新の会の候補者が一人勝ちしたけどね、この口蹄疫の件の対応って政治的求心力を落とさせようとする裏があるようにも感じてしまうのは考えすぎ?

民主だけじゃなくてさ社民党とか・・・
沖縄の基地の事にしてもそう
結局、状況を最悪にして自民案に戻る・・・なんじゃこれって感じやね。
選挙に勝つためのマニフェストと実際の政を司るマニフェストに違いがあるんじゃ、それこそ詐欺ちゃうのかね。

それに連立している社民党に責任はないのかね・・・みずほちゃんがぶら下がりのインタビューで現実不可能な事はうんぬん言ってたけど・・・
そこまでもつれさせたんは、おたくら社民党やないんかいな・・・この責任は連立とは言え与党の一角を担っているところにはないのかね・・・

ワシは、どっちかとういと沖縄の人には申し訳ないと思うけど、太平な日本を維持持続させていくには沖縄に基地があることが絶対条件やと思ってるくちなんやが・・・
それにしても、ぬか喜びさせてゴメンねだけでは済まんのと違うのかともかなり思ってる・・・

まぁ・・・雨後のタケノコみたいにちょろい新党がいっぱい出てきてるけど・・・どこもパンチないし・・・なんていうかグダグダやね

| http://www.tani-chi.com/spinoff/index.php?e=22 |
| SPIN OFF | 10:34 PM | comments (0) | trackback (x) |
時事四方山
spinoffの場で四方山話しもないんやけど、いろいろと事件が多いので・・・

国際原子力機関(IAEA)の次期事務局長として日本の天野之弥さんが正式に承認されました。
日本にとっては非常に心強いカードとなりえると思うんです。
まぁIAEAは国際機関やけど・・・北朝鮮やイラン・イラクやイスラエル、インドとバングラディッシュなんかの状況を鑑みると・・・武力をもたない日本の国際的協調カードになってもらわないと困るんですけどね。
現国連事務総長の潘基文(パン・ギムン)のように、何もしないが故に批判の対象になってしまうことだけは避けてほしいもんです。


民主党の組閣 オールスター内閣の様相ってことですが・・・
由紀夫ちゃんも大変ねぇ~ジャイアン一郎も居てるし、実は金持ちなフランケン岡田っちもいるし・・・俺に相談なし!!相談なしなんだぁ~ってスネ坊の菅ちゃんの件もあるし・・・
口だけは五月蠅いみずほちゃんもなんとかしないといけないし、静香ちゃんは死ぬ前になんか勲章ほしいやろうし・・・
どない考えても空中分解しそうな組閣であることは間違いないなぁ~
結局、ジャイアン一郎君の思いのままになって、55年体制の自民党へ回帰するっていう最悪のシナリオもあったり・・・( ̄ー ̄)

それと、高速無料化も九州と北海道ね・・・環境問題で二酸化炭素排出量25%ダウンとかものすごい勢いで言ってしまったのに・・・どうやって政策どうしの折り合いをつけるんやろ・・・

折角、新しい血になってんから、マッチポンプ政権だけには、頼むからならんといて欲しいなぁ~


| http://www.tani-chi.com/spinoff/index.php?e=21 |
| SPIN OFF | 10:23 AM | comments (0) | trackback (x) |
また後退するのか
日本の教育史上最悪の施策だった「ゆとり教育」がようやく終わって、教育本来の姿を取り戻したと思ったんだけど・・・

民主党が与党になったとたんに、教員免許更新制度を廃止するなんて・・・

民主党の指示母体である日教組が推してる事なんやけど、教員の保身しか考えへんねんなぁ

今までも、これからも、あらゆる物事が進み、今まで常識だった事が真実でなくて、別の新しい真実を教えて行く立場やのに・・・

更新させずにそのままってのは教員のレベル棚上げで子供への影響を無視するってことか?

なによりも一度後退してしまった教育をオトナの事情でまた後退させることだけは阻止させなくては‼

| http://www.tani-chi.com/spinoff/index.php?e=20 |
| SPIN OFF | 07:24 AM | comments (0) | trackback (x) |
広島の平和を疑う・・・田母神くん
唯一の被爆国として、被爆地としての広島で、原爆記念日である8月6日に元航空幕僚長の田母神俊雄氏が、「広島の平和を疑う」と題して講演会を開いたのは、新聞、ネットを通してご存じの方も多いと思います。

一見、なんて不愉快な講演をよりによって広島で開くんだと思われた方も多いと思うんですが・・・実のところタブー視されていた核装備について真剣に考えるきっかけとしては、広島で行うことも日にち的にも非常によかったのではないかとワシは思うんです。

広島の市民感情を考えると否定的な方向に流れがちなんですが、主権国家としての在り方の根底である軍事力について、市民レベルで声を出し合うことの方が、新たな被爆被害を阻止する手立てではないかと思うんですよ。

ワシは自分の事をセンターライトなスタンスだと思ってるので、左派の人から見ると何を言ってるんだと思われそうですが、価値観の違う意見をぶつけないと、新しい価値観は創造できないと思うんですね。はなから聞く耳を持たないなんてワシからすればバカとしか思えないんですよ。

まぁ、田母神くんの頭の中は、ちょっとファンタジーな部分が詰まってるようなんで、どうしても極論的な話しにしかならんのやけど・・・
社民党員や共産党員や左派市民団体の方々が訴える、軍備廃止論も・・・現実どうすんのよって思うわけです。


話し合う要素としては
●日本には平和憲法としての第九条がある
●GHQによって作られた憲法に対して改憲論が高まっている
●日本には非核三原則がある
●日米安保条約によって基本的に日本の平和が保たれていた
●民主党が政権を取った場合、国内の米軍基地問題や地位協定について米国と軋轢が発生する可能性大
●中国の軍事費が急増している
●東シナ海の魚釣島あたりが中国、台湾と日本で領土問題がある
●北方4島について日本のものであると更に明言しロシアと決着がつく見込みがない
●竹島について日本の領土であると明言しているので、実質占有している韓国と争いが絶えない
●北朝鮮による人質政策(拉致問題)とミサイル発射と核実験についての脅威は現実としてある
●アメリカと中国の実質G2が世界をリードする見込みで日本の地位が下がっている
●日本の赤字国債の金額はOECD加盟国の中でずば抜けて多い
●北海道と青森の間の津軽海峡は公海である

政局的には民主党が政権をとることは確実でしょう。だけど、社民党とかとの連立政権を視野に入れてるみたいやし・・・
左派・右派入り混じる民主党と職業左翼と言われる人たちも居てる社民党とでイデオロギーの対立は必至やし
政権維持のために民主が折れることが大いに懸念されるわけで・・・

まだまだこれ以外にも話し合う要素は山ほどあって・・・一方向や狭い視野で語れるような話ではないので、価値観の違う意見をぶつけ合う必要があると思うのね。

難しいし興味ないし、戦争なんかしなきゃ何にも起こらないし大丈夫じゃない。なんてのは・・・何もかも放棄したとしか思えないのな。

自分の税金使って平和を買ってるのが現実の姿やし、中国なんかの周辺国やEU諸国の軍事費が右肩上がりなのも事実
医療や福祉を充実させてセイフティネットが必要なのも事実、平和でないニュースがバンバン飛び込んでくるのも事実・・・

このへんしっかり考えへんと・・・大変な目に会うのは国だけではなくて国民やということやと思うんですが・・・いかが?

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| SPIN OFF | 11:56 AM | comments (0) | trackback (x) |
マニフェスト
選挙が近づいているのであるが、よほどの転覆事件がない限り、民主党の政権奪取は確実で、自民党の下野が見えている状況なのだが・・・

今日、自民党もマニフェストというか公約を公開したようですけど・・・民主党も含めポピュリズム(大衆迎合)色が強い、甘い言葉の連続ですな。

ワシも一市民として、減税や年金がより多くもらえる事は嬉しいのだけど、あと30年は生きるであろうし、その次の世代の事も考えると安直に減税されるから、タダになるから、年金がはっきりするから・・・などと一喜一憂してる場合でもないと感じてしまうのよ。

民主党の子供手当も自民党の幼児教育無償化もそうだし、民主党マニフェストにある、中小企業の法人税18%から11%の減税も4年間消費税をいじらないことも・・・

本当に大丈夫なのか?これってクレジットカードでバンバン買い物してる状況と同じじゃないのか?などと考えてしまうんですけどね。

かといって、政権党の切り口を持ち合わせていない、社民や共産のもっと甘口な政策は話しにもならんし・・・

確かに長年続いた自民政権は、臭いものを増殖してきて誰かがそれを被らなきゃ成り立たない仕組みを作ってきたけど、中福祉・中負担ってのも日本の人口や経済構造からすると現実的な路線やとも思うし・・・外交・防衛・領土問題なんかは、東アジアの緊張を考えると強化は絶対に必要だと感じてるし・・・

民主党は民主党でセンターライトややリベラルの右派と旧社会党からのリベラル左派とが、政策について内紛を起こしそうな感じは拭えないし、社民党との連立ってのも・・・現実路線からどんどん離れていく感じで、特に中国やアメリカとの関係に不安を覚えるしね。
何よりも減税・高配分がストレスなく続くのか・・・この辺、なんの説明もないし・・・

民主党も一回、国を切り盛りして、財務や内政だけの感覚で世界を相手できない外交を経験してみたらエエと思いますが・・・ひどい深手を負わないうちに総意を問う仕組みを必ず作ってほしいものですな。

自民からは新聞でしかマニフェストが公開されてないけど、民主党は公開されてるのでご参考に・・・

民主党マニフェスト2009

| http://www.tani-chi.com/spinoff/index.php?e=18 |
| SPIN OFF | 09:51 AM | comments (0) | trackback (x) |
カルトは所詮カルトってことか
この前、ワシの家のポストに1枚のチラシが入ってまして・・・

幸福実現党

いや、まぁ・・・かの「幸福の科学」が母体の政党なんですが・・・ 
党首は大川隆法の妻である大川きょう子がなってます。大川隆法は党の活動に一応タッチしてないことになっているらしいけど・・・この構図をみて単純にふーんそうなのって思わないでしょ・・・

政治指針的にはアメリカの共和党なんかの徳治主義的民主主義に近い感じかな。

党是としては
大統領制を敷いて天皇制には反対だけど、古くから続く伝統的行事については保護するってことで
人口3億人を目指し、経済活動を活発にするために消費税や相続税、贈与税を廃止するってことです。
で、毅然たる国家感を目指し防衛体制には積極的な感じですな。

で、チラシの内容に戻すと

自民党へは消費税などの増税対策批判、民主党には北朝鮮の脅威があるのにも友愛外交を説く鳩山体制に対する批判ですな。
じゃぁとうするのってところは
●憲法9条を改正し、国の防衛権を定める
●「毅然たる国家」として独自の防衛体制を築く
●日米同盟を堅持しつつ、国益重視の外交を行う
●消費税・相続税を全廃する(減税路線)
●年率3%以上の経済成長、日経平均株価2万円台
●世界中にリニアを走らせ「交通革命」を起こす
らいしいよ。

上3つの有事に対する軍事面については、自民党や民主党の右派も言ってることだし、論議し先に進めるに必要な事だとは思いますが、3つ目の日米同盟を堅持しつつ国益重視の外交を行うって部分は、インドとの同盟、ロシアとの協商関係、オーストラリアとの関係強化によって味方を増やすとしてます・・・アメリカが簡単に許すと思うか?
インドはインドでパキスタンとかアフガニスタンの政策によって大きく変わるだろうし、ロシアについては、商業ベースなら何も言わんだろうけど、津軽海峡などの公海に関わるような軍事的な協調なら、即口出しするだろうし・・・オーストラリアも環太平洋という位置づけだとアメリカの影響は避けられんだろうし・・・甘いなぁって感じがします。

下の3つは笑いを通り越して、小学生の作文を読んでるような感覚になりましたな。
まぁ、何だっていいんだけどさぁ、人口3億人って・・・この老齢化大国に・・・どうやって?食料はどうするんだ?
消費税、贈与税、相続税なんかを切って、世界の大富豪を日本に住ませるらしいけど・・・モナコなんかとは規模が違うんだぜ・・・0.1%の富裕層のために後の国民は所得税の大増税や年金・保険費用やその他の間接税で苦しめられるってことじゃないのか?

年率3%の経済成長と日経平均2万円以上って・・・それができたら幸せよなぁ~不動産バブル以外で極端な景気浮揚をさせるには、日本が世界の工場になり、日本の内需を更に成長させ、世界の市場に対して強力なシェアを持つような新しい技術や製品をたたき出す必要があるけど・・・この賃金でそれが可能なのか?原材料についてはどうなの?環境についてはどうなの?WTOを遵守しながら可能な具体案はどうなの?

世界中にリニアを走らせることがその具体案なのか?それこそスローガンというよりは看板広告だけで、政治するようなもんで、誰もこれを現実的になるとも、最高の改善策とも思えないんじゃないの?

幸福の科学ってところが、普通の宗教団体のような教えというより、なんでも降臨させてお言葉をもらう、エエとこどり宗教なもんで・・・危険はないけど、信用もならん感じがするんやけど・・・そこの政治担当部門だから仕方ないとはいえ

やっぱ、カルトは所詮カルトってことなんやろかね。

| http://www.tani-chi.com/spinoff/index.php?e=17 |
| SPIN OFF | 11:30 PM | comments (0) | trackback (x) |
党首討論 麻生VS鳩山 二回戦
昨日、鳩山民主と麻生自民との2回目の党首討論があったんですが・・・
ワシ的には、未だ民主は旧社会党の「野党」感覚が抜け切れていないというか、「スローガン」だらけかなと感じました。

単に民主批判をしているわけでなく、自民党を押している訳でもなくて、麻生さんの言葉足らずな答弁も一国のそれも先進国の宰相としてはいかがなものかと感じますし、霞が関の官僚体制がこれからも維持されると、決して日本は良い方向へダイナミックなカジ取りができないとも考えているし、政府というものは国民全体の幸せのための構造作りと、国民の平和や利益をを守るための安保や外交に従事すれば良いと思うし、内政に関して言えば、道州制が一番実績もあるアイデアではないかとも考えています。

そんなこんなを含めて、今回の党首討論の内容について、ワシ的目線で切ってみたいと思います。
2009/9/17 党首討論1
日本郵政株式会社 社長人事と総務大臣更迭について

鳩) 「この件に関しまして、私は国民の皆様方の総理に対する支持率が大変、落下した大きな原因を作ったと思っています。なぜならば、判断ができない、判断がぶれる、判断が間違える。この3つ。国民に取ってみれば一国の総理大臣が重要な判断に対して、なかなか結論が出せなかった。そして、途中で判断が変わった。そして、私からみれば、あるいは国民の多くから見れば間違った方の首を切ったのではないか。そう思っておるのでございます」

麻)「われわれも国会議員であれば、皆、国民の代表、選良だということをまず最初にお断りをしておきたいと思います。郵政民営化のお話に関しての話が最初から、あの、郵政民営化って、郵政会社に関するお話がありましたけども、私は郵政株式会社っていうか郵政会社は、これは民営化された会社です。100%政府が株を持っているとはいえ、間違いなくこれは株式会社でありますんで、そういうような株式会社、民営化された株式会社に対して、政府の介入というものは最小限にとどめることは当然のことだと私はそう思っております。民間会社というのは民営化というその趣旨からしても、人事に介入するというのは特に慎重であるべきだと思っております」

これねぇ~通常の民間企業であれば、麻生さんの言ってる事が普通に正しいのよ。
しかし、政府が100%出資した会社だから、西川さんのやった「かんぽの宿」も含めた不良資産の処理の仕方が問題あるって事でね・・・
政府100%出資ということは国民の税金から歳出されているって事やから世論的に問題になっている事だと思うのね。

この問題を取り上げる前に、日本郵政についての問題提起が遅すぎです。鳩山(弟)元総務大臣が大臣の要職についた後でやんや言ってた経緯があるので・・・本来は、株主である日本政府(この場合最終的な納税者まで)及び日本郵政自体に不利益が生じた場合は、まず業務上背任として訴追するべきで、その後に任命権のある総務省及び総務大臣が判断すべき事だったと思います。

政権奪取が目の前にあるので、世論の感情論に民主鳩山さんは訴え過ぎの感じが、どうも時期政権党としての軸がないように見えてしまうのですよ・・・ワシは。

北朝鮮と安保について

鳩) 「私が、続いてやはり、申しあげておきたい。あるいは、これは大変大きな問題でありますだけに、総理の方からお尋ねがあるのではないかと思いますので、私の方から先に申しあげておきたいことがございます。それは北朝鮮の核実験、ミサイル発射の問題をとらえた国連安保理1874に対する採択の問題でございます」

 「私は、採択がされたことは大いに歓迎をすべきことだ。国際社会の中で何としても北朝鮮に少なくとも、慎重に行動をしてもらわなければならないわけでございまして、その意味においては、一方では厳しく行いながら、他方では熟慮をうまく行うという外交が求められている。日米韓のしっかりとした連係プレーというものが必要であることを、私は先般、韓国に参りまして、李明博大統領にもそのことを強く申しあげてきたところでありまして、これは総理も、ご異存がないところだと思います」

 「したがいまして、いわゆる貨物検査に関する新法が必要だということであれば、大いに議論をしたいと、そのように思っておりますので、早く法案を出していただきたい。白紙委任をいくらなんでも、するわけにはいきませんので、ぜひ早く、法案をご準備をいただければ、われわれとしても、できるだけ早く結論を出すことをお約束を申しあげたい


麻) 「北朝鮮の話がありましたが、北朝鮮のことに関しましては、これは極東というか、北朝鮮半島に限らず、このアジア、もちろんのこと、世界の平和と安定にとっても極めて危惧(きぐ)すべき重大な案件。ましてや隣国の日本にとりましては重大な案件であります」

 「従いましてこれに対応するためには、核実験が2回目に行われた後には、私としてはブッシュ(オバマ)大統領に、また、国連安保理のP5(常任理事国)のメンバーであります方々に電話をし、もちろん韓国にも。いろんな電話連絡などなど、いろいろさせていただいて、今回のP5の1874に関しましても、少なくとも時間はかかりましたけれども、前回の決議文に関しては、はるかに厳しいものが出されたというのは、それなりの成果だと思います。少なくとも圧力というものをもってして、はじめて世界のメッセージ、世界の世論というものが先方に伝わるんだと思っております」

 「したがって今回の対応というものは、全会一致で1874が執行された、決議されたということはこれを受けて、われわれとしては、その中で、各国に要請をされているものを含めまして、われわれはそれに真摯(しんし)に答えてという必要があろうと思いますんで、今、ご提案のありました、いわゆる船舶検査とかいろんな表現がありますが、船舶法だけ直せばいいという話ではなくて、いろいろな問題が関連いたしますけれども、ぜひ早急にこれを提出させていただきたいとわれわれもそう思っておりますので、ぜひ、この点に関してましては、両党一致して、与野党一致して早急な結論が得たいものだと私どももそう思っております」


終盤に

「時間なんですか? はい。あと1分だということなんで、これで終わらせていただきますが、話が途中になってるというとこもありますし、われわれとしては間違いなく、安全保障の問題。なんとなく、となりの朝鮮半島の話など、いろいろなお話を伺っておりますと、どう考えても(米海軍)第7艦隊さえいれば大丈夫だと。ね。第7艦隊だけいれば十分だという話が出てきてみたり。われわれとしては日米安全保障条約を確固たるものにするのが今、われわれとしてもっとも大事なところなんじゃないかと。私は基本的にそう思っております。第7艦隊だけで日本の安全が守れるであろうか、ということに関しましては、われわれとしては明らかに偏っていると思っておりますので、ぜひそういう意味では、われわれとしては、こういったことをきちんと対応するために、ぜひ委員長に、時間だと思いますが、次回、早急にこの問題に関しまして、財源の問題、財源を話さない政策などというものは無責任だと思っておりますから、財源の問題、そして安全保障の問題、この2つに関して改めて党首討論を開催していただくようぜひよろしくお願い申しあげます」 

鳩山さんが麻生さんにエグられる前に自分から切り出した、北朝鮮と安保の問題なんですが・・・自分から切り出しただけあって、あっさり終わらそうとする意図が見え見えですな。麻生さんからすると、後に出てくる財源と安保は民主のアキレス腱なので、攻めたいところなんですが・・・

麻生さんが党首討論終了間際に放った言葉が、これからの大きな問題になるとワシは思うんです。
民主党ってのは、自民から出た人と旧社会党から出た人達の集合体なもんで、特に安保に対して見解が違う人たちの集まりな訳です。

だから、小沢さんの「第7艦隊さえいれば大丈夫」発言にあるように、党内の意見がまとめられていない状態なんです。

鳩山さんの「友愛路線」ってのは祖父である鳩山一郎元総理大臣の路線継承のように言われることがありますが、根本的な部分で違っています。
特に、安保については・・・

祖父鳩山一郎氏は 日ソ交渉や改憲論と知られていますが、在留米軍に対して全面撤退を打診したこともありました。しかし独立志向の再軍備という理念がありましたが、鳩山由紀夫氏は「常時駐留なき安保」で、同じ日米安保の縮小や撤退でも圧力や環境によってブレが出ていると思われます。

基本的にアジア中心主義が民主の動き方な訳なので、北朝鮮の問題もあり、早急にここの分野は整備が必要なんですが、このまま議論なしで政権交代が始まると、木偶政権だった村山政権よりもひどい状況になりえます。

なぜなら、ゲーツ国防長官は「米国を標的にしない限り、迎撃する計画はない」と言ってるし、クリントン国務長官は「日本には領土を守るあらゆる権利がある」とも言ってます。
要は、自分の国は自分で守れよ・・・日米安保の内容や日米安保を軽視した場合、「日本が攻められてもアメリカは動かないかもしれないよ」って案に言われてるのが現状なんです。

北朝鮮だけではなく、経済面でも非常に大きな力を持つ中国とのアジアの覇権問題もあるし、ロシアとの領土問題もある・・・案外と日本は外交面や軍事面での後ろ盾がないと厳しい位置づけにあるとも考えられるんですよ。


社会保障と財源(消費税)

鳩) 「さらには、あの2006年からでしょうか、社会保障費、これも聖域ではないという発言の中で、2200億円がどんどん削られてしまったということ、大変な国民にとっての災難であったとそのように思います。診療報酬もずっとしばらくの間、下がり続けていたわけであります。私どもも、診療報酬に対してすべてとはいいませんが、平均して2割上がるぐらいの診療報酬に戻さないと厳しいのではないかと、そのようにも感じているところでありまして、都合8000億円程度がどうしても今、緊急に手当てをする必要があるのではないか。そのように私どもは計算をいたしております。このような医療の問題、最優先しなければならない人の命の問題に関して、麻生総理はどのようにお考えになっておられるのか、お聞かせを願いたい」

麻)「われわれとして、今医者の数が足りない。看護婦の数が足りないという事態。特に地域においては、地域ごとに格差がある。看護師、医者、いろいろ地域ごとに差がございます。そういった点は、これは大きな問題だと思っております

・・・中略・・・

「ただ、いずれにいたしましても、これは毎年1兆円ぐらいずつ増えてまいります社会保障費の中で、われわれはそれに対する財源の手当てもしなければならん。私は基本的に、これは大きな問題と思っております。少子高齢化というのが、間違いない現実となってきております。今の中においては。この財源問題なくしてわれわれはこの問題に対応できないと思っております。したがいましてわれわれとしては、こういう状況下にあっては、財源の手当てとしては、少なくとも広く薄く、国民に負担をお願いせざるを得ないと思っております。そう思って3年後、景気が少なくとも回復してきたという状況の中において、経済が好転したという段階においては、消費税を含めた税の抜本改正というものをやらせていただき、新たに増えます分に対する対応、新たに増えますというのは社会保障関係の対応につきまして、それに個別、まあ、何、勘定科目を分けるというのですが、そういうようなことをきちんとさせていただきまして、いわゆる社会保障関係がきちんと手当てできるようにする」

 「財源というものに対し、消費税というのは避けて通れないと思っておりますが。鳩山代表の話を聞いておりましたら、この間の党首討論で岡田代表、岡田代表じゃない、代表候補者のお話との話の中においては、少なくとも消費税の話はしないという話になっているというように聞こえましたけれど、消費税の論議を避けて通るというのは財源を避けて通るということになると思いますが、それに関しましてはどのように財源を考えておられるのか。なぜならば、財源というものはがなければ少なくともこういう話は極めて無責任なことになりますので、財源というものをきちんと提示してこそ初めて政策が実現しうると、われわれはそう思っておりますので、ぜひ、この財源についてのご見解をいただければと存じます」


鳩)「私は今お話をうかがって、人の命より財源の方が大事かなと。やはり私は人の命をまず大事にする政治というものを作る。そのためには、必要な財源をまず投入すべきではないですか。それを最初から財源の制約というものを、財務省に言われて作った『社会保障費といえども聖域ではない』という、間違った論理の中で2200億円の財源、増えるべきものがカットされてきた。それがこんなありさまになってしまったんじゃないですか。財源の議論を私はするなというつもりはないんです。しかし人の命というものを、もっともっと大切にする。それが政治のあり方で、官僚任せにする政治が、どうしてもコンクリートの方が大事で、人の命というものを粗末にしてしまう政治に成り下がってしまっている。ここを変えなければならないと申し上げています」

 「財源のお話をされました。そのご質問をいただいたわけですから、私からお答えいたしたいと思います。財源の手当てというのはご案内のように3種類あります。1つは増税をすること、1つは借金をすること、1つは無駄遣いをなくすことです。私どもは優先順位をまず、無駄遣いをなくすということに、徹底的に無駄遣いをなくしたいという方向からスタートしたいのです」

・・・中略・・・

 「皆さん方からいうと『そんな財源どこにありますか』と、必ずそういう話になるんです。だからお話を申し上げたいと思っているのです。一般会計と特別会計を合わせると210兆円あります。この210兆円の中で、社会保障費、国債費、こういったものはどうしても削れないのは分かっております。費目をいろいろ検討した中で、公共事業、施設費、人件費、補助金、こういったものを合わせると70兆円くらいになるんです。この70兆円の中の10兆円程度、私どもは、例えば随意契約を見直すとか、不要不急なものを後に回すとかして、当然の話でわれわれは10兆円くらい削減できると考えているんです。それをやるかやらないかは、官僚任せにしている政権はできない。でも官僚任せでない、国民の皆さんと一緒に歩む民主党ならできる。その発想で私どもはやらせていただく。だからこのようなことを行っていけば、決して今すぐに消費税の増税の議論に陥る必要はないんです。すなわち4年間の間、われわれが政権をとっても消費税の増税はしないとここに明言をしておきます。これでよろしいでしょうか」
 

何と言うか、安保と消費税・・・これが自民と民主を見切る大きな要素になってる訳ですが、無駄な議論が多すぎます。
麻生さんも自民の今までの箱物公共事業に大きな間違いと転機があったと、飲みこんだ上で財源について議論すればよいのに・・・誰の時から企画が始まったやら、母子家庭への補助がなくなった分これが増えてますとか・・・解決にならない話しで逃げるのはやめておいた方がエエと思いましたな。

鳩山さんも、情を持ち込み過ぎです。確かに「友愛」って言葉にひっかけて話した事だと思うけど、国策だとか国の運営ってのは浪花節でできるのかね?
そしてあまりにも理想論を語り過ぎです。理想を持つなとは言わないけど、じゃぁどうやったら出来るのかってところが、無駄遣いをなくすとかしか答えてないよね。それも4年間は消費税の増税をしないとか言いきってるし・・・これは重大な問題で軽く言いきって良い話ではないはずなんですけど・・・


なんつうか・・・多分、民主党が政権を奪取し自民党が下野に下るでしょう。
問題はこのスローガン政治が現実と向き合った時に機能して、国民の幸せにつながるかが問題なわけで・・・お互いにテレビで流されてるんだから、わかり易い言葉で深い話しをしてもらわないと・・・詐欺師扱いされる可能性もあるかもよ。

これがワシの全体の感想です。まぁ、考え方が違う人たちだらけなのでご意見もあるでしょうけど、そんときゃ感情じゃなくて理屈でご一報くだされ。

| http://www.tani-chi.com/spinoff/index.php?e=16 |
| SPIN OFF | 03:27 AM | comments (0) | trackback (x) |
Islamism
イランの大統領選挙の開票が終わり、なんかものすごい大差で現職のアハマディネジャド氏が勝利したらしんです。
事前調査ではムサビ氏と接戦になると言われていただけに・・・キナ臭さが漂ってますな。だって得票率が66%と33%って事前調査からしてもありえないでしょ。

テレビの番組でイランの若者の志向が紹介されていたんだけど、かなり西側文化と融合したいみたいでしたよ。文化、風俗、娯楽・・・食べ物までね。
ただ、中年・老年層には反アメリカってのが根底に残っているらしくて、若年層との意識の違いがかなり顕著に出てるみたいです。

イランの大統領選挙が正しいのかどうかってのは、おいおい調べがついて、なんらかのアクションがあるでしょう。

で、この地域で「イスラム原理主義」って言葉がよく出てくるんですが・・・いったい何なのよって意味で整理してみましょう。

端的に言うと、「イスラム原理主義」ってのは、イスラムの文化・政治・国家感を現実の姿にしたいって理想を掲げた、急進派や過激派の総称みたいなもんです。日本ではね。
日本以外の一般的には単純にIslamism(イスラム主義)って呼ばれることが多いみたいです。

じゃぁ、文化・政治・国家感を象徴する「イスラム」って何なのよって話しですが・・・

諸説色々とありますし、それを記した本やWEBもたくさんあるんですが・・・深くなるとややこしいですな。

まっ基本的には宗教なもんで、宗教的な起源から一般論で書きますと・・・

まず、源流は「ユダヤ教」です。これは「キリスト教」と同じですな。いわゆる同門の出って事です。

「ユダヤ教」「唯一絶対神」であり、偶像崇拝を認めず、全ては万物の創造主である神に対し、非常に厳しい戒律を介した契約であるって事ですな。
で、「ユダヤ教」の聖典ってのが、映画なんかでも人気者の「旧約聖書」って事なんです。これは後で出てきますので・・・
ただ、ユダヤ教徒(ユダヤ人)の母から生まれたものしか入信できないそうです。

その次は、「キリスト教」です。
キリストはユダヤ人でありユダヤ教徒だったんだけど、「唯一絶対神」なのに私は「神の子」って言ったもんだから・・・完全異端児扱いになる訳ですよ。
キリストの死後40年後に12使徒を中心に「キリスト教」という「ユダヤ教」的には、新興宗教的な新派が生まれる訳ですな。
何が違うかって事ですが、入信に制限はなくて、厳しい戒律は無視して「愛と救済」という信念らしいです。
ただ、「キリスト教」として広がるまでキリスト死後400年の歳月が必要となってます。それまでは、カルト教団的な扱いだったみたいです。
で、「ユダヤ教」の旧約聖書に代わる「キリスト教」の聖典は「新約聖書」って事になるんですな。

で、最後に生まれたのは「イスラム教」です。
元々、「ユダヤ教」「旧約聖書」を聖典としていたということです。
「ユダヤ教」の神「ヤハウェ」をアラビア語では「アラー」と呼ぶということです。
神である「アラー」が、予言者「ムハンマド=マホメット」に聖典「コーラン」を広めなさいと啓示を与えたとされています。
基本、「キリスト教」より遅く生まれたので布教に関しては学習能力が発揮されてたみたいですが・・・

同門なのに、じゃっ何が違うのか・・・

「ユダヤ教」って「唯一絶対神」じゃない・・・だから「神の子」と言った「イエス・キリスト」は認めないのよ。
「イスラム教」の神「アラー」(イコール ヤハウェ)から啓示を受けた「ムハンマド」は神の子とは言わず「人間」であるとしてるので、これまた「神の子」と言った「イエス・キリスト」を認めてないのね。
更に言うと、「ユダヤ教」では、最終戦争いわゆるアルマゲドンの時に「預言者」もしくは「救世主」が現れるとしてるので、「最後の預言者」って公言した「ムハンマド」も認めてないのね・・・

「イスラム教」では「キリスト教」で捨てた戒律が蘇ってます。
断食、割礼等、安息日(金曜日)の厳守。女子の外出、学問規制、酒、ギャンブルの禁止、偶像崇拝の厳禁、他の宗教の偶像を認めず破壊って感じですかね。
入信は別にイスラム圏内の子供でなくても出来るみたいですが・・・

要は、原理主義って人たちは、「ユダヤ教」に近い戒律を持って、国を形成し政治を行い文化を育てるってのが考え方みたいです。

じゃぁ、イスラエルに対しては同門対決じゃないかと・・・疑問に思うんですが・・・

イスラム教には、4人いる聖者(使徒)の誰を崇拝するかによって、「スンニ派」とか「シーア派」とかに分かれるのね。
で、その「スンニ派」ってのが、厳格なイスラム法を実践してイスラム社会を復興させていこうという「イスラム復興主義」ってのが元で、「他の宗教の偶像を認めず破壊」って考え方の元、バーミヤンの大仏像の破壊が有名ですが・・・過激な訳ですよ。

1950年代から始まり、繰り返し行われる中東戦争からの混迷で、その思考、思想、形態が次第に変質というか違うものに変わってきたんでしょうな。
結局、イスラムの「復興主義」が、原点に帰るためには過激な行動でイスラム以外の他を認めず破壊するという「原理主義」、「過激主義」になっちゃんだろうなと思います。


自分で書いてて、なんとなく解ったような解らんような・・・詳しく知りたい人は、自分でwikipediaででも調べてくだされ。

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連続殺傷事件
秋葉原の通り魔事件が1年を迎え、つい最近、本家Blogで書いた茨城連続殺傷事件の被告金川真大の法廷での狂気に満ちた証言があったんですが。

連続殺人及び殺傷事件ってのは昔からあるんですが、どうも犯人の風味が変わってきてますな。

ワシが大量殺人や連続殺傷や猟奇事件でまっさきに思い浮かぶのが、三菱銀行北畠支店の人質事件・・・のちにTATOOありで映画にもなったんですが、梅川の異常性とか、リアルにライブを見てる年代ですので、びっちり頭にこびりついてます。

もうひとつは1972年から1983年に渡り殺人を続けてきた勝田清孝事件。
犯行のエゲツナサや勝田のふてぶてしさが際立っていた事件だと思うんですが・・・

どちらも少年時代からワルだったこと・・・犯罪歴もあり、起こるべくして起こった事件で
手口などに異常性がある猟奇事件だったって感じです。


冒頭に書いた最近の連続殺傷のような事件は2000年5月に起こった西鉄バスジャック事件あたりからだと思います・・・
内向的な高校生が起こした事件ですが、キーワードはインターネット、ゲーム、二次元、2ちゃねる、匿名性、ひきこもりかな。

茨城の金川が25歳、秋葉原の加藤が27歳、西鉄バスジャックは当時17歳で今は26歳
おりしも「ゆとり教育」なるけったいな制度が始まった頃に中学生になってます。
一見気の弱そうな無気力なやつが犯行に及ぶんですが、無気力という側面が何を思い考えてるのかわからないので・・・
ワシらの価値観では推し量ることはできない感じです。

とりあえず動画があったので・・・
三菱銀行北畠支店人質事件 1979年1月26日 梅川昭美 


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20年後の6.4天安門事件
明後日の6月4日で天安門事件が発生して20年になるわけですが、アメリカの機密文書が公開となり
中国政府による虐殺と位置づけた報告となっていたようです。

天安門事件というのは二つあって周恩来死後に起こった1976年4月5日の四五天安門事件とこの1989年6月4日に起こった六四天安門事件とがあり、だいたい日本ではこの六四天安門事件を指すようです。

アメリカが事件発生からこの天安門事件の全容を全て認知しており機密扱いにしたのは、中国政府が民主活動家の殺害や虐殺をすべて否定し、世界的な世論とは違う認識を示しているため、報告者の保護と外交のカードとして機密としていたと考えられます。

産経新聞2009年6月2日付の国際面の記事では、先代ブッシュ大統領時代のリリー大使が報告した文書として、実弾を使いデモの指導者やデモの参加者を惨殺した、いわゆる「虐殺」と特徴付けられていたと報告されています。

抜粋すると
当時の北京の米国大使館政治部の中国語が堪能な館員が天安門広場内外に6月3日夜から4日朝まで密着し動き回って、人民解放軍部隊による民主活動家らへの銃撃の一部始終を実際に目撃していたことを明らかにした。
 目撃した報告者はとくに長安街での2度にわたる軍による銃撃を「大虐殺」あるいは「2回の虐殺」と特徴づけ、流血の惨事はすべて人民解放軍による非武装の学生や一般民衆、民主主義活動家の一方的な殺害行為だと総括している。目撃証言は同じ6月4日に公電としてまとめられ、リリー大使の名により秘密扱いで本国に送られた。

 文書は人民解放軍の将兵が腹ばいでライフル銃の狙いを定めて民主活動家たちを狙撃したことや、機関銃を乱射して抗議デモへの一般参加者までを撃ったことを具体的に伝え、しかもその銃撃で抗議デモ側に次々に死傷者が出た状況を生々しく報告していた。


ところで、天安門事件とはなんぞやという事ですが
当時、隣の共産主義の大国ソビエトでは、当時のゴルバチョフ書記長が「ペレストロイカ」を提唱し言論の自由や思想・信条の自由の阻害を撤廃し、共産党一党独裁により腐敗し硬直化した政府を建て直す政策を進めていた。

中国でも当時の総書記である胡耀邦が「百花斉放・百家争鳴」を再提唱して言論の自由化を推進していた。
しかし、鄧小平ら中国共産党の長老グループ達保守派は、共産党の一党独裁を揺るがすものと考え、鄧小平や李鵬などを中心とした保守派が「精神文明決議」を提唱し胡耀邦は失脚した。この段階で自らの権力と利権を守るために、中国の民主化はついえた状態となったのである。

失脚した胡耀邦は警察官しの自宅軟禁状態となり、その2年後の1989年4月8日の政治局の会議上で心筋梗塞で亡くなった。
この胡耀邦の死がきっかけとなり、大学生を中心とした民主化への小さな決起集会やデモが自然発生的に起こりだした。
更に民主化を求めて天安門広場などで座り込みのストライキを始めり中南海にデモを繰り出した。
この状況を中国共産党の長老たちは「動乱」と位置づけ強硬な手段で対処するよう指導した。

しかし、それでも集会・デモは繰り広げられ、大学生を中心とした民主化運動は広がるのである。

1989年5月15日にソビエト連邦のゴルバチョフが訪中する。
中ソの対立が収まりつつある時ではあったが、ペレストロイカを提唱しソ連の民主化を推し進めているゴルバチョフは、中南海の長老たちにはやっかいな存在であった。
民主化運動が勃発するなか、胡耀邦の考えに近いゴルバチョフが来ることは、民主化運動を更に勢いづかせることになるからだ。

式典など様々な行事が中止されたり違う場所で行われたり民主化運動との接触を避けた。しかし、海外メディアの反応などは、ソ連の民主化政策ペレストロイカと中国の中国の民主化運動について語られることがほとんどであった。

ゴルバチョフが北京から帰国した段階で、中国政府は北京市内に戒厳令を出し、過激化する民主化運動を抑え込むようにした。
それに伴い報道管制が敷かれ西側諸国の衛星通信などは遮断されることになる。

そして6月に入り民主化運動と中国政府の激突は激しくなり中国政府は武力弾圧を行使する。
ガス弾やゴム弾ではなく実弾による、完全な武力行使を実行することになるのである。

そして6月4日
テレビのニュースなどでも有名になった、戦車・装甲車の前に立ちはだかる一人の青年の行動が、この虐殺事件の全てを物語るのである。

産経新聞の記事中に印象的な言葉書いてありました。

「われわれは中国人だが、彼らは違う」中南海を指差し「彼らは悪者なのだ」と叫んでいた・・・

もうひとつ
「同士たち、おはようございます。幸いにも反革命分子は粉砕されました。私たちの愛する天安門広場に平和が回復されました」と・・・








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